早期の大腸がんの発見には、便潜血検査が有効です。
当センターでは、市町村検診や企業検診などの「大腸がん検診」を受ける機会のない方の為に、
個人でお申込みいただける「大腸がん検診(便潜血検査)」をご用意しました。
大腸がんは、年々増加しています。男女ともに50歳過ぎから増えはじめ、高齢になるほど多くなります。
わが国における、がんの部位別死亡率 (2016年)の順位は、右図の通りです。大腸がんは、男性では死亡原因の第3位、女性では第1位となっています。
大腸がんは、大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍で、発生部位はS状結腸~直腸が最も多く、全体の60~70%を占めています。
症状は、血便(便に血が混じる)、下血(肛門から出血する)、便通異常、腹部膨満感、貧血などがありますが、早期の大腸がんには、殆ど症状はありません。
症状がない時点での大腸がん検診は、極めて有効です。大腸がんは、早期に発見できればほぼ100%近く完治します。
1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|
男性 | 肺 | 胃 | 大腸 |
女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 |
大腸がん一次検診は、自覚症状の無い初期段階でがんを見つけることを目的に、便潜血検査二日法を行います。この検査は、便が大腸内でがんやポリープなどと接触することによって生じた出血の有無を調べる検査です。簡単で身体的苦痛のない検査ですが、目に見えない微量の出血でも感知し、科学的に有効性が証明されている検査です。
年1回の受診をおすすめします。
1,500円(税別)
検診費用の領収書をご提示ください。検体容器、申込書控をお渡しします。
採便した検体容器は必ず持参してください。(郵送不可)
問診票を記入の上、検体を提出ください。
お申込日より、1週間以内にご提出(持参)ください。
(やむを得ず1週間以内にご提出ができない場合は、ご連絡ください。)